リズムに合わせられないのは、それを覚えていないから
三々七拍子と三本締めを打ち分けてください。
打ち分けることができた人は、それぞれのリズムを正しく覚えているということです。打ち分けられなかった人は、リズムを覚えていない、または「ウロ覚え」になっているということです。
ドレミが歌えないのも、それを覚えていないから
ドレミファソラシド、って歌ってください。
歌えない人は、ドレミファソラシドという音階を覚えていないだけです。
ドレミファソラシドは自然に身に付くものではありません。楽器で弾いたり、歌ったりして覚えていくものです。映画『サウンドオブミュージック』のなかで歌われる「ドレミの歌」は、歌うための基本である「ドレミファソラシド」という音階を覚えるために作られた歌です。音痴の人はその機会に恵まれなかったので、記憶することができなかったのです。
音程が合わせられないのは、メロディを覚えていないから
唱歌「ふるさと」を歌ってみましょう。
なんとか歌えた人は、この歌を覚えているからです。歌は記憶の芸術ですから覚えていない歌は歌うことができません。
「音楽を楽しむための聴き方」と「歌を覚えるための聴き方」は異なる
耳コピーしていますか?
音楽を楽しむときは他のことをしながらでの「ながら聴き」でもOKですが、歌を覚えるための聴き方は、覚えようという気持ちで集中して聴きます。それはまるでコピーするように聴こうとするので「耳コピー」と呼ばれています。
英語を覚えるときのリスニングと同じです。
正しい「耳コピーのし方」を身に付けましょう。
「記憶の脳」と「運動の脳」を一緒に使って覚えると効果的
シャドーシンギングで歌を覚えましょう!
聴きながら声を出さず歌詞を口パクすると、聴覚の脳と、記憶の脳と、口を動かす脳が相互にはたらき効果を高めます。
これは英会話を覚えるときの手法に似ています。異なる点は声を出さないということです。声を出すと間違った音程を喉に覚え込ませてしまう可能性があるからです。
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